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幼児期の終わりまでに育って欲しい10の姿との関わり幼児期の終わりまでに育って欲しい10の姿との関わり

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価格帯価格帯

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円〜

いくつあるかな10までの数カウントセット

Find and count up to 10

エピソード1想像力を働かせ、紙芝居のように(2歳 女児)

「『いくつあるかな?』10までのカウントセット」での遊びをしていた2歳児のNちゃんは、ガイド通りの遊び方ではなく、絵が描かれている「テーマカード」を紙芝居のようにしてお話する姿が見られた。「ここに3つブタがいるんだよ」と『三びきのこぶた』をイメージして話を展開させていた。課題プレートの絵とは合致しないお話だったが想像力を働かせ物語の世界に入り込み、楽しんで遊ぶ姿が見られた。

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エピソード2「お買い物したの?」(2歳 女児)

前回の遊びでは、紙芝居のように物語を作って、束ねたカードをめくるような遊び方が見られた。今回は、描かれたテーマカードの絵を指差し、「これパパ、これAちゃん(当該児童)、これ先生」と自分や身近な人に見立てる姿があった。2歳児クラスの女児Aちゃんが指差した絵の女の子は、買い物バスケットを持っていたので、先生が、「Aちゃん、何を持っているのかな。お買い物したの?」と尋ねると、「そう、Aちゃん買ったの、これ」とバスケットにあるパンを指差していた。その後、ガイド通りの遊び方である、「クイズカードに描かれたものの数を数え、ビーズを積み立てる」遊び方で遊んでいた。2歳児クラスでは、保育者のサポート次第では、ガイドの通りでも独自の遊び方でも両方で楽しめることがわかった。

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エピソード3クイズカードが足りなくなるほどに(1歳児クラス)

Mくん(1歳児クラス)は、「『いくつあるかな?』10までのカウントセット」が好きで、最近はよくこれで遊んでいるという。保育者が、「どれ数える?」と聞くと、「これ!」とライオンを指差す。「1、2…」と正確に数え、課題カードにあるライオンのマークの棒に2個ビーズを入れた。「次は、お猿だよ」「キリンも」「象がいいな」と自ら動物を選び、どれも正確に数えることができた。

保育者によると、4までは確実に対応ができ、パズルも30ピースくらいのものであれば出来るようになっているそうだ。

そのうちMくんは、クイズカードにないいきものも見つけて、「お魚が一つあるよ」「鳥も!1・2・3」と数え始めた。クイズカードがないので、すでにビーズが差してある棒にビーズを足していく。興味関心が広がった子どもたちは、ボードに描かれている全ての絵に対応できるよう、オリジナルのクイズカードを作成していくかもしれない。

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エピソード4道徳性・規範意識の芽生えや、言葉による伝え合いの姿(3歳児クラス)

B園での年少児クラスでは、6コーナーに分かれて遊びがスタートした。1つのマテリアルでは大人数で遊ぶことは困難になるため、以下のように、メンバーが入れ替わり遊ぶことで遊びの活動が成立していた。

(7名(男児3人・女児4人)→5名(男児2人・女児3人)→4名(男児2人・女児2人)→4名(男児3人・女児1人)→3名(男児3人)→4名(男児3人・女児1人)→5名(男児4人・女児1人)→4名(男児4人)→6名(男児4人・女児2人)。)その場にズッといた子どもは男児1名で、時間は30分間だった。

子どもたちは、グループが変わっても誰かが補い、テーマカードとクイズカードを見比べて、「この絵から数えよう!」と提案していた。すると、そこにいるメンバーが声を揃えて数を数え、ビーズを持っている子が差していくという連携作業が見られた。「これは、いちこ(1個)のことだね」「お帽子を数えよう」「順番守ってね。端から数えないとダメなんだよ」と子どもたちは言葉を掛け合っていた。中には、ビーズを独り占めにしてしまう子どもがおり、ビーズが欲しい子どもが、「ちょうだい」と言っても「だめよ」と渡さない場面もあった。時折保育者が、「Rくん、みんな欲しがっているよ。1人で持っていたら、一緒にできないよね」と声がけをしていた。Rくんの中では、「独占して遊びたい気持ち」と「お友達に分けないといけない気持ち」が入り混じり、なかなか遊びが進行していかない場面もあった。子どもたちは、自分たちの今置かれている状況がよくわかっており、Cくんは、「ぼくたちはチームなんだからね」、Mちゃんは「みんなでやるんだよ」と発言していた。

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