木製音くらべ

A園の2歳児のHちゃんは、「この音小さいよ」と言ったり、「これとこれ一緒」と同じ音を探し当てたりし、ガイド通りの遊びができていた。

この日はクリスマスが近かったため、保育士と何人かの1・2歳児がマラカス代わりに木製ボックスを持ち、クリスマスソングを歌っていた。そのうちの一人、1歳男児のMくんは、その後、ボックスを裏返した。そしてボックスを同じ方向に並べ、向きを揃え、印字されたマークの色を読み上げていた。

はじめは静かに音の違いの聞き比べをする姿が見られた。しばらくするとお気に入りのボックスを鳴らしながら、ダンスを披露してくれる子どももいた。同じ音のするボックスを持つお友達を見つける遊びでは、「〜ちゃん/〜くんと同じだった！」と相手を見つけて盛り上がる様子が見られた。